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外貨預金の特徴

 外貨預金とは外貨預金には、円預金と同じように、普通預金や定期預金などがあります。
一般的に外貨普通預金とは、円預金から外貨を購入した場合に外貨を入金したり、外貨現金などで引き出したり、投資信託の購入資金が引き落とされたり、外貨のまま送金したり、自由に出し入れができる預金のことです。
 現在外貨預金は比較的金利が高く設定されており魅力的に見える商品です。しかし様々なリスクやコストがあり、決して魅力的な商品とは言えないところもあります。
外貨としては元金保証ですが、外貨から日本円に戻す場合に円安になっていると元金を割るケースがあります。


外貨預金のコスト

 まず、外貨預金を行うには日本円を外貨に換えなければなりません。外貨を換えるのにはTTS(Telegraphic Transfer Selling Rate)という銀行間決済相場で購入することになります。TTSはTTM(Telegraphic Transfer Middle Rate)という基準レートに一定の手数料を乗せたものです。また、外貨から円に戻す際はTTB(Telegraphic Transfer Buying Rate)という同様にTTMに手数料を乗せた手数料で買い戻すことになります。
 ほとんどの銀行のドルのTTB・TTSレートはそれぞれTTMレートに1円を乗せたものになっております。
 例えば1ドル120円がTTMレートであった場合、円→ドルにするのにTTSレートとして121円必要であり、ドル→円に戻す際はTTBレート119円になってしまうということである。
 1万ドル預金した場合1,210,000円が必要になり、円に戻す時は1,190,000円になります。コストが2万円かかることになります。20,000円÷1,210,000円=0.0165ということで。1.6%の金利が差し引かれることになります。
 
通貨 TTS TTB 往復コスト コスト率
USドル 122.42 120.42 2円 0.016
ユーロ 158.91 155.91 3円 0.018
英ポンド 243.71 235.71 8円 0.032
豪ドル 97.74 93.74 4円 0.040
NZドル 86.29 82.29 4円 0.046
*三菱東京UFJ銀行2007年1月20日現在の為替相場
*コスト率は往復コストから1万通貨あたりの必要金額を割ったもの―1万通貨あたりどれくれいのコストがかかるか


 表を見ていただくと分かるように豪ドルうを預金した場合、預金した場合5%近い手数料がかかります。外貨預金を行う場合ここのコストを考慮することが必要です。

 しかしながらソニーバンクはここのところのコストは非常に安く、外貨預金を行うならソニーバンク以外では行ってはいけないと断言いたします。

ソニーバンク
通貨 TTS TTB 往復コスト コスト率
USドル 121.67 121.17 50銭 0.004
ユーロ 157.66 157.16 50銭 0.003
英ポンド 240.21 239.21 1円 0.004
豪ドル 96.24 95.24 1円 0.010
NZドル 84.79 83.79 1円 0.012
*2007年1月20日三菱東京UFJ銀行為替相場を元にTTS・TTBを算出
*コスト率は往復コストから1万通貨あたりの必要金額を割ったもの―1万通貨あたりどれくれいのコストがかかるか


いかに為替コストが大切かということが分かったかと思います。
更に外国証拠金取引はコストを抑え外貨投資できますが別途解説いたします。後は外貨MMFもお勧めです。
 とにかく外貨での投資を考えるならソニーバンク・外国証拠金取引・外貨MMFこの3つしかないと思っております。
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